
2012年02月09日
住は一代、衣は二代、食は三代

もともとは中国の諺、故事「富貴(ふき)三代、方知飲食」からきているそうで、
「一代で金持ちになった人は、自分の住む家に凝ってお金をつぎ込む。
しかし、着る物の良さがわかるのは、金持ちが二代続いてからである。
食に至っては、孫の代にならないとその味はわからない」と言うことだそうだ。
わかるような気もするし、ホントにそうかな?とも思うな。
一代で成功している人を間近で見ていることは見ているけど、どうだろう?お金を掛け家に凝っているのだろうか?
家は持ち歩けないし、なかなかお邪魔する機会がある訳ではないから、正直わからないな。
逆に食の三代続かないと味がわからない、と言う話は納得できるところはある。
美味しいモノをわかっている親に連れられて美味しいモノを食べていた子は、自分が親になった時にはやはり同じようなことをするだろう。そうした時その親の子、三代目は自然と美味しいモノを覚えるに違いない。
だがココで気になるところは「衣は二代」と言うところだ。
故事から言えば二代目は洋服好きと言うコトだとすれば、洋服好きって言うのは「ボチボチ」と言うところということだろうか?
「食の三代」にはかなわないけれど「住の一代」よりは成金ぽっくないってことでは洋服好きの奥ゆかしい品の良さを表している感じがして、とてもイイ感じと思ってしまう。
中国の諺・故事からも洋服が好きでその良さがわかる人は皆さん二代は続く家柄だというコトなんだな。
あらためて心しておきます・・・
Posted by 洋服番長 at 07:30│Comments(0)