view Brewmels　洋服番長の俺について来い！！

花粉症だったり、ダストアレルギーもあったりして普段から鼻の通りはいい方ではない。一年中鼻をぐすぐすしているようなタイプだ。

片側２車線のクルマの通りの多い交差点を徒歩で信号待ちをしていたら、どことなく臭い。
なんだろう？と思って鼻をクンクンしてみたら、やっぱり臭い、ガス臭い。
ガス臭いと言っても都市ガスやプロパンガスのガスではなくガソリン臭いと言うガス臭いだ。

アレなんだろうと思って見渡してみたら５１０のブルーバードがいた。それも綺麗なサファリブラウンのセダン。

リッター３０キロの第三のエコカーなんて言われるのが出てくる時代だからいまのクルマの燃料噴射の技術は間違ってもガソリン臭さなどはさせない。匂いの元は一目で５１０からだとわかった。

普通のおじさんが普通に乗ってます～風を装っているけど明らかに好きで乗ってるのが伝わってくる感じのおっさんだ。

今となってはものすごく小さく見える５１０は直線を単純につなぎあわせただけでデザインしたかのように見えて、それでいて端正なフォルムは今見てもまったく古臭く見えない。

というよりワザとらしいプレスラインやデザインのためのデザインをしているかの最近のクルマより何倍も素晴らしくカッコよく見えて、比較にならないくらい、というのが正直なところだ。

この頃の日産では外国人デザイナーを使ったシルビアがあったり、スカイライン、ファレディなど「技術の日産」を標榜する骨太感を感じさせ、なおかつキャラクターの経ったデザインのクルマが多かったと思ってる。

あ、｢技術の日産」もっとあとの標語かもかな？

でも今のクルマよりイイなんて言うのは戯言かな？
チョッと遠く走っててもでもガソリン臭いんだからな～