view Brewmels　洋服番長の俺について来い！！

　
普通になんでもなく乗っているような初代ホンダシティを見かけた。

最近では割と見かけるようになったソリッドのイエローで当時としては背の高いボディのそのルーフがハイルーフになっているモデルだった。

お、良い感じだな、と思って通り過ぎたところをナンバーを確認したら、遠くの県外ナンバーで二桁だった。
年末年始の帰省できたのかな？運転していた人も普通のおじさん。

きっとワンオーナーでそのまま乗り続けているんだろう、と感じさせる少しやれているような外観はヘンにキレイすぎず丁寧に長く乗っていたんだろうと感じさせてすごく好印象だった。

こういった長く大切に乗り続けられたクルマは幸せそうに見える、クルマも乗っている人も、なんて言ったら大袈裟かな？

シビックが大ヒットになったあと、ホンダはこれといった人気車種が出ないで販売が低迷していた時に出たのがこの初代シティ。

総帥本田宗一郎の不服を押し切って、ホン­ダの若手で考え出して発売に踏み切ったクルマだそうだ。
考え­たて販売まで持っていった若手の開発陣もすごいが、若手開発陣のセンスを信じて英断した会社側もすごい­と思わせる。

それに、これをキッカケににきっぱり第一線からの引退を決意した本田宗一­郎もやはりスゴイ経営者であることは間違いない。

ホンダはいいね、物語がたくさんある。
経営者にも社員も商品にも。

でもクルマは所有したことはありません。
原付バイクを持っていたことはありますが。

身内にもホンダ関係者はいません。宣伝ではありませんので、念のため。